企業はそもそも株主・出資者から集めた資源の適切な変換を通じて、利潤の獲得を目指すシステムです。
リスクは「組織目的に影響を与える不確実性」ですから、企業が目的を達成しようとする以上、コーポレートガバナンス(企業統治)の一環としてリスクはマネジメントされなければなりません。
リスクマネジメントを適切に行うためには、いかにして事前にリスクを正確に予測しておくか、そのリスクを回避するための措置と、起こった場合の対処方法や補償などを万全に整えておく必要があります。



利害関係者(ステイクホルダー)への責任
将来に起こり得る可能性があるリスクを想定し、リスクが発生した場合の損害を最小限に食い止めるための対処方法を講じることは、顧客・株主・従業員の方々に対する経営者の責任であると言えます。

ご参考:「ISO認証取得支援及び取得後のバリュープロモーション」のISO27001、ISMS、ISO14001をはじめとした各種規格も、リスクマネジメントのためのツールとなりますので、是非、ご参照下さい。
価値創造=バリュープロモーション
ISO(国際標準化機構)によって発行された国際規格の認証取得をお手伝いします。
ISOで発行されるマネジメント規格類は、企業経営の根幹をなす経営ツールとして利用できる、価値あるものです。

しかしながら、ISO規格による国際認証制度は、コンサルタント・審査員のレベルの未熟さと、「認証制度」重視で企業経営の改善に寄与できない、表層的な、単なる“事務”作業となっている面があり、取得企業がメリットを感じられなくなってきています。
また、様々な手法を用いたコンサルティングファームが乱立している一方で、単なるお仕着せの指導や、表層的な業務分析による質の低いコンサルティングが蔓延し、お客様の満足は極めて低いのが現状です。

当社の認証取得支援は、まず業務の交通整理を行い、世界に通用する業務プロセスを整備するところから始めます。

規格を利用して貴社が手にすることのできるメリットとサービス
1. 認証取得による顧客からの信頼性向上
2. 認証取得の経緯を通じた従業員の能力開化(エンパワーメント)
3. 業務の作業性向上による“改善”の達成感を共有
4. 企業の使命である利潤を生み出す仕組みを構築
5. 長期的な視点に立ち、貴社が進化・成長し続けるための、 継続的な企業変革を推進サポート

実はお客様が抱えている問題として、社内の独力では改善に着手しえない様々な内部事情があります。
だからこそ、外部のコンサルタントによる“外圧”という役割が必要なときがあるのです。
当社取扱いの主な規格類
ISO9001
企業の経営品質向上に向けて、マネジメントの仕組みを導入し、あらゆる業務上の信頼性・確実性を保証する基本ツール
ISO14001 環境に対する企業の社会的責任を果たし、環境経営を導入するツール
ISO13485 医療機器メーカーに対するセクター規格として、医療機器の安全性、有効性を保証する世界標準
ISO/
TS16949
自動車用生産部品又はサービス部品の製造業において、マネジメントの仕組みを導入して信頼性を保証するツール
ISO17025 校正機関や試験所が、特定の校正や試験について技術的に適格であり、かつ技術的に妥当な結果を導き出す能力があることを立証する世界標準
ISO22000、
HACCP
食品製造とその流通や保管など、広く食品に関わる企業が、食品安全を確実にするためのリスクマネジメントツール
ISO27001、
ISMS
情報セキュリティに関するマネジメントの仕組みを導入し、顧客や企業のセキュリティ面における信頼性を保証するツール
これらの認証取得はBPM(ビジネスプロセスマネジメント)の導入部分となります。また、当社では審査による第3者認証を受けずに、社内の独自ツールとして国際規格を利用することも推奨しています。審査機関による審査に依存しない、貴社による貴社のためのツールとして、規格をうまく取り入れる方法もお手伝いさせていただきます。